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はじめに:「取るだけ育休」と言われないために
赤ちゃんを授かりいよいよ誕生、ママにとってもパパにとっても何度もない素晴らしいライフイベントですね。近年ではパパも育休を取得して育児に協力、という事も珍しく無くなってきました。
でも、よくブログやツイッター等でも、せっかくパパが育休をとっても奥さんから「使えなかった」とか「あまり役に立たなかった」なんて酷評されてしまうケースも見受けられますよね。
本記事では、筆者の育休経験を基に、自身の奥様の評判・評価を振り返りながら、これから育休を取得するパパ向けに「これをこなしておけば間違いない!」というパパの育休中の活動のコツをご紹介します。
パパは育休中はまずこれをやっておけ!10選
筆者が実際に7ヶ月の育休を取得して、後で妻と振り返って良かったと言ってもらえた活動は以下の10項目です。
- 兄弟姉妹(上の子)の相手
- 赤ちゃんの相手
- 料理
- 洗濯
- お風呂(上の子、新生児)
- 掃除
- 夜・朝方のミルク
- ペットの散歩
- パートナー(奥様)とよく話そう
- 夜は自己研鑽に当てよう
兄弟姉妹(上の子)の相手
上の子がいる場合は、上の子の保育園の送り・迎えを行います。
お迎えは育休中は早お迎え(我が家の場合は16:30頃までに)なので、その後遊び足りないようであれば公園に寄ったりします。
あとは土日も上の子を公園に連れて行ったりして遊ばせます。
奥様は出産後で身体がしんどい・赤ちゃんの子守で疲れている事がほとんどなので、上の子の相手はパパが行う、と役割分担すると良いでしょう。
赤ちゃんの相手
可能な限りパパも赤ちゃんの面倒をみます。
ミルク作成/ミルクあげ/オムツ交換/泣いたら抱っこしてあやす等を行います。「僕が見るから奥さんは休んでて」と言うと喜ばれるでしょう。
料理
育休中は基本的に朝・昼・晩の料理はパパが全て行います。
・材料の購入は近場のスーパーかネットスーパーで
・何を作るかはクックパッドやyoutubeでレシピを見て真似る
・ご飯ができたら上の子や奥さんに食べさせ
・終わったらお皿を片付ける(食洗機あれば積極活用)
・麦茶などポッドで作り置きする場合はそう言った作り置きも忘れずに
なお、朝などパンだけや、時々はデリバリーを頼むなども、パパの裁量で適度に効率化・省力化させると良いでしょう。
洗濯
洗濯もパパが率先して行います。
最近はドラム式など、洗濯から乾燥までワンストップで行ってくれる洗濯機もありますから、便利な家電は積極活用しましょう。
ただし、奥様の服など女性モノ・オシャレ着を洗う際は要注意です。良かれと思って男性モノと一緒に洗うと、後でシワになったり色移りしたりして奥様に激怒されることになります。
必ず、事前にどう洗うか(洗濯ネットに入れるとか、乾燥機にかけず陽陰干しにするとか、ハンガーは肩が丸いものを使うとか)を奥様に確認してから洗濯しましょう。
※ちゃんと畳んでしまうとこまでやりましょう。
お風呂(上の子、新生児)
新生児の赤ちゃんは保育園のお迎えに出る前に沐浴を、上の子は保育園から帰ってきたらお風呂に入れるようにしましょう。
※ちゃんと身体拭いて服着せるとこまでやりましょう。
我が家は時短のため、上の子・自分はシャワーで済ませることも多いです。
掃除
床の掃除機がけやトイレ・お風呂掃除、切れた電球の交換、などなど。
普段仕事で外出することの多いパパも、育休で家にいると気づくポイントがたくさん出てくるのではないでしょうか。
夜・朝方のミルク
赤ちゃんも生後半年ぐらいまでは3時間or4時間おきに朝昼晩途切れることなくミルクをあげ続ける生活となります。
奥様には出産後の体調回復を優先してもらうため規則正しい生活を送ってもらい、夜・夜中・明け方などのミルクはパパが率先して引き受けましょう。
ペット(犬)の散歩
ペット(犬)がいる場合は、ペットの散歩もパパの役目です。
奥様は前述の通り疲れ果てているので、外出する労力が発生するタスクはパパが行います。
前述の家事・育児をこなしているとパパも時には疲れてくることもあります、そんな時にペットとのお散歩はパパにとっても良い気分転換になるでしょう。
パートナー(奥様)とよく話そう
最も重要なポイントといっても過言ではありません。
ご飯やお茶、たまには一緒にのんびりTVを見るなど、奥様との談笑の時間を意識して多く確保するようにしましょう。
筆者は育休取得の直前まで繁忙期であったため、育休に入るまでは家族とほとんど会話する時間が取れず「家にいるだけ人間」になってしまっていました。育休中に何をしたら助けになるかを奥様にしっかり確認する意味でも、忙しい中では中々取れない談笑の時間をしっかり取るようにしましょう。
夜中は自己研鑽に当てよう
日中は上の子や家事でバタバタしますが、家族が寝静まると夜中は赤ちゃんのミルクの時間の合間が1人の時間として使えます。
育休で普段の仕事を離れる貴重な期間として、ぜひパパご自身の自己研鑽に時間を当てましょう。(筆者は初めてのブログに挑戦してみたり、普段読めてなかった本をまとめて読破したりしてました)
自己研鑽はご家族・奥様にとってはあまり貢献はありませんが、一方で職場や同僚からは育休中何をしてたの?と聞かれた時のネタにもなりますしご自身のためのリフレッシュ時間としてもぜひ組み入れておきたいところですね。
まとめ
本記事では、これから育休を取得するパパさん向けに、「取るだけ育休」とならないように、まずこれをやっておけば大丈夫!と言う育休中のパパの活動10選をご紹介しました。
真面目に上記10選こなすと、パパもいつ寝るんだ?状態になります笑が、それで良いのだと思っています。本来、育児とはそのぐらい大変なもので、奥様1人でのワンオペでは奥様が倒れてしまいます。せっかくパパも育休を取るのですから、仕事を離れた育休中ぐらいは、仕事と同じぐらい育児にエネルギーを割いてみてはいかがでしょうか?
※筆者も毎日上記10選を全て完璧にこなせたわけではなく、夜中眠くて起きられなかったり、時々中途半端になり奥さんからよくお叱りを受けてました。
これから育休を取るパパさんには、ぜひ上記を参考にしていただき、奥様にもしっかり感謝され、ご自身も赤ちゃんと有意義な時間が過ごしていただきたいと思います。